2002年、ボッテガ・ヴェネタのクリエイティブ・ディレクターであるトーマス・マイヤーは、世界的に有名なフォトグラファーや現代アーティストを招き、シーズンごとにイタリアブランドのキャンペーンに協力してもらうプロジェクト「アート・オブ・コラボレーション」を立ち上げた。このプロジェクトは、世界的に有名な写真家や現代アーティストを招いて、イタリアブランドの各シーズンのキャンペーンでコラボレーションを行うもの。2002年から2016年までの各シーズンのキャンペーンごとに分けられた本書は、アニー・リーボヴィッツ、ピーター・リンドバーグ、スティーブン・マイゼル、ロバート・ロンゴ、ナン・ゴールディン、ニック・ナイト、フィリップ・ロルカ・ディ・コルシアなど、ボッテガ・ヴェネタの広告ポートフォリオの制作に貢献したすべてのアーティストとのコラボレーションを記録している。ボッテガ・ヴェネタのモダニストの美学と素材のエレガンスをそれぞれがどのように解釈したかを紹介しており、写真愛好家にとっては欠かせない一冊となっている。世界の巨匠たちの写真が、この分厚く大きな一冊にまとめられているので、デザイナーやカメラマンはとりあえず所有しておくだけでも良いと思うくらいの重厚感。写真を学びたい人は巨匠写真家の辞書的な意味合いで持っておくのもアリだと思います。またインテリアとして部屋に飾るのも良いと思います。【サイズ】28.14 x 6.55 x 35.18 cm【ページ】652 pages【言語】英語【発売年】2015年